【初心者向け】バリスタを目指す人に必須 技術と知識 まとめ記事10選

COFFEE

このまとめ記事ではバリスタ歴5年以上の筆者がこれからバリスタを目指したい人に向けて、目指す上で必要な技術と知識について全10記事程度に絞り込んで紹介しています。

この記事を読むことでバリスタに必要な技術や知識を学習することができます。

目次からリンクを押すと目的の記事をすぐに読むことができます。

バリスタの必須スキル

バリスタに求められるスキルをざっと挙げると

  • エスプレッソ抽出
  • エスプレッソマシン操作
  • グラインダー(ミル)操作
  • 機器のクリーニング方法
  • カッピング(テイスティング)
  • ミルクスチーミング
  • フィルターコーヒーの知識
  • ベーシックラテアート

これだけのスキルをある程度備えている必要があります。

このまとめ記事ではこれらを網羅して解説をしております。

記事によっては初心者だけではなく中級者レベルの内容まで掘り下げて解説していまが、初めて読む方は流し読みするだけでもある程度の知識を得る事ができます。

エスプレッソ抽出とエスプレッソマシン

エスプレッソ抽出はカプチーノやカフェラテなどの人気のコーヒーを作る上でも必須のスキルです。

適切に抽出されたエスプレッソは甘味とフレーバーが引き出され、最高のカップを作り上げます。

逆に不適切な抽出をおこなったエスプレッソは苦味や渋みが邪魔をしてしまい、味を損ねてしまいます。

ほとんどの場合これらは下記記事で紹介する基本知識を学ぶ事で回避する事ができます。

下記のリンク記事では主に

  • エスプレッソの基本知識
  • マシン使用時の基本動作
  • エスプレッソの良し悪し
  • エスプレッソ抽出時の注意点やNG動作

などを解説しています。

エスプレッソグラインダー

エスプレッソグラインダーはエスプレッソ抽出には欠かせない機器の一つでコーヒー豆を細かく粉砕します。

この記事では近年よく利用される代表的なシングルドースグラインダーEK43についても解説しています。

下記の記事では主に

  • グラインダーの基本知識
  • シングルドースグラインダー
  • ブレードの種類と特徴
  • おすすめのグラインダーセットアップ
  • グラインダーの使用方法 動画まとめ

ついて解説しています。

ラテアート

ラテアートは料理の盛り付けに値し、このスキルは一杯のコーヒーの価値をさらに高めます。

かつてはリーフなどの対流系フリーポワが主流でしたが、2021年現在は置く系フリーポワがWLACといった国際大会などで主流となっています。

ラテアートは大きく下記の三種に分類されます。

  • エッチング
  • フリーポワ(対流系)
  • フリーポワ(置く系)

もともとはエッチングとフリーポワの二種類でしたが、フリーポワの技術が向上し対流系と置く系に別れたため実質三種類あるような形になっています。

エッチング

エッチングはスチームミルクを注ぎ終わった後にソースやピックを用いて絵柄を描く技法です。

ソースを使わずにエスプレッソとミルクだけでも簡単な絵柄や文字を描く事が出来て、比較的簡単い習得できる初心者に一番お勧めしたい技法です。

絵が得意な人であればそこまで練習をしなくても自由に絵柄を描く事が出来ます。

  • 爪楊枝でも代用できる
  • エッチングは失敗しにくいので初心者向け
  • 失敗した絵柄の修正時にエッチングが活躍
  • 提供に時間をかけすぎないように注意

フリーポワ(対流系)

対流系フリーポワはリーフやチューリップのようにミルクを注ぐ時の対流を活かしたラテアートです。

代表的な絵柄は

  • シングルハート
  • レイヤーハート
  • リーフ(ロゼッタ)
  • チューリップ
  • ウイングリーフ
  • ウイングチューリップ

などがあります。

一番簡単なラテアートといわれているシングルハートがある程度出来ていれば最初の職探しの際には問題ないかと思います。

ハートをある程度マスターした後、リーフやチューリップなどの中級レベルのアートに挑戦すると良いでしょう。

  • シングルハートが初心者向き
  • ミルクを注ぐ時の対流を利用して描く

フリーポワ(置く系)

WLACという国際大会で主流となっている技法です。(WLAC : World Latte Art Championship)

ピックを用いずにミルクピッチャーだけで複雑な線を描く技法(ドラッグ)を用いて動物の絵柄などを描きます。

代表的な絵柄は、

  • ウサギ
  • クイーンビー
  • ペガサス

などがあります。

  • 初心者にはエッチングがおすすめ
  • ドラッグという技法を使う
  • 置く系入門はウサギの絵柄

ミルクスチーミング(ミルクスプリット)

ミルクスチーミングはカフェラテやカプチーノなどのミルク系コーヒーを作る際に必須の技術です。

この記事では

  • ミルクスチーム基本知識
  • ミルクスチームの手順
  • ミルクスプリット(二杯取り)

について解説しています。

スチームしたミルクを取り分ける技術(ミルクスプリット)は繁忙店では必須の技術なのでコーヒー留学や繁忙店で働く可能性のある人は早めに習得しておきましょう。

ミルクのカスタム

代表的なミルクのカスタムが以下のミルクです。特にオーダーが多いのはSoy Milkですが、筆者個人的にはOats Milkが一番コーヒーとの相性が良いと感じています。

  • Soy Milk
  • Almond Milk
  • Oats Milk
  • Coconuts Milk
  • Lactose Free Milk
  • スチーム時Soy Milkは温度上昇が早い
  • Lactoseは乳糖アレルギーの人向け

フィルターコーヒー(ドリップコーヒー)

フィルターコーヒー(ドリップコーヒー)は中粗挽きの豆を用いて重力の力でフィルターペーパーを通過させる透過法に分類される抽出方法です。

そのため高い圧力を利用して抽出するエスプレッソと比較して1/10程度の濃度となります。

基本的に紙製の使い捨てフィルターを用いて抽出カスと抽出後のコーヒーを分離します。

代表的なフィルターコーヒーは以下の

  • ハンドドリップ(ポワオーバー)
  • バッチブリュー

があります。

バッチブリュー専用の抽出マシンで大量に抽出し、保温容器に用意しておきます。そのため注文が入ってからすぐに提供でき、オペレーションを格段に早くする事ができます。

また、提供時間が早いので時間がなく急いでいるお客さんに最適です。

ハンドドリップは注文を受けてから豆をグラインドして抽出を行います。そのためバッチブリューやエスプレッソ系のコーヒーと比較すると提供時間を要します

  • ドリップはバッチブリューより提供速度低
  • エスプレッソフィルターは一般的に金属製
  • ドリップフィルターは一般的にペーパー製
  • フィルターコーヒーは透過法
  • ペーパー製は使い捨て

バリスタを目指すなら近年需要の高いバッチブリューについては予習しておく必要があります。

特によく使用されるモカマスターという機種は一度調べてみることをお勧めします。

家庭用コーヒーメーカーのような器具で使用方法はそこまで難しくはありません。

カッピング(テイスティング)

この記事ではコーヒーのテイスティング技術であるカッピングについて解説しています。

カッピングの能力を鍛える事で飲んでいるコーヒーの評価が的確に行えるようになります。

そのため、レシピの作成や修正、ロースティングの可否を判断する上では欠かせないスキルの一つです。また、競技会などを目指す人には必須のスキルです。

  • カッピングの基本知識
  • 初心者向けの簡易カッピング
  • SCA方式のカッピング
  • COE方式のカッピング(編集中)

下記リンクより記事を読む事が出来ます。

バリスタの必須知識

【これだけは押さえておきたい】バリスタに必要な用語77選

この記事は初心者でもインプットしやすいよう

五十音順で全ての用語を45文字以内

で簡単に説明しています。

【これだけは押さえておきたい】コーヒーの精製プロセス6選

この記事では収穫されたコーヒーチェリーが焙煎される前の生豆の状態になるまでの生成方法について解説しています。

代表的なプロセスは下記の4種

  • ウォッシュドプロセス
  • ナチュラルプロセス
  • ハニープロセス
  • スマトラ式

また、最近人気のある新しいプロセス2種

  • アナエロビックファーメンテーション
  • カーボニックマセレーション

についても解説しています。

【コーヒー品種図鑑】コーヒーの代表的な品種26種

この記事では

  • 三大原種3種類
  • アラビカ種22種類
  • 激レア種1種類

の全26品種を初心者やこれからコーヒーを始めたい人向けに解説しています。

初心者の方は三大原種だけでも確認しておくと良いでしょう。

番外編

オーストラリアのメルボルンでバリスタを目指す【記事まとめ】

この記事では

  • メルボルンで働くバリスタのお給料
  • 代表的なVISAの種類
  • 英語接客フレーズ

などについて紹介しています。

バリスタが勧めるコーヒー器具まとめ12選 【初級〜上級者】

ダムちゃん
ダムちゃん

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